虚栄のかがり火/トムハンクス

2005-10月6日
虚栄のかがり火
【映画】 虚栄のかがり火/トムハンクス,ブルース・ウィリスメラニー・グリフィス
株取引で巨額の利益を稼ぎ出す。妻には、「ケーキを人から人に手渡して、そのかけらを必死に集めているのかパパの仕事よ」と言われ、娘にそんな言い方はないだろうという目で妻を見ると、「それが私の考えつくベストの説明だわ」と言ってサングラスをかける。実(じつ)のない仕事なのだ。
マスコミ人が登場して、実(じつ)のない役割を演じる。

判事が訴える、「ディースンシー(品格)はおばあちゃんから教えてもらうものだ。」
虚栄には実(じつ)がない。

「実(じつ)のある人生」という言い方が最近気に入っている。それで見直してみた。
株屋さんもマスコミ屋さんも社会の中で生きているのですから、本当は大変だとは知っていますが。

もう一つ、この映画のはじめのほうで、町並みに降る雨の景色がとてもすてきです。
私はあの町に住むかもしれない。