
2012-08


こころの辞典補遺1
1.精神分裂病は統合失調症にスキゾイド性格障害スキゾタイパル性格障害分裂気質はスキゾチーム(分裂気質)に統一する.早発性痴呆は歴史的言葉であり変えようがない。しかしながら痴呆の言葉は侮蔑的だというので、デメンチア・プレコックスとして放置する...

1376-1400
1376マカトン法ことばの発達の遅い子ども、自閉症、ダウン症、精神発達遅滞などを対象とした、サインと話し言葉の同時提示法による言語指導である。1972年に英国で開発されて以来、現在では広く世界に普及している。基本語彙は約350、発達段階と使...

2298-2300
2298坂野雄二「認知行動療法入門」セリグマン「獲得された無気力(learned helplessness)」無気力な状態に陥り、自分から何もしなくなるという行動の特徴は、電気ショックという苦痛刺激(外傷)そのものによって引き起こされるので...

2685-2700
2685本多ウラさんの悪循環・破瓜型分裂病者の悪循環(薬と引きこもりと刺激。RとD。)分裂気質→ドーパミンレセプター増加→刺激が増大してドーパミンが多すぎる状態になると→幻覚妄想状態(特に被害妄想)→ひどい目にあった、もう決してそんな刺激に...

2757-2800
2757外傷性精神障害(岡野憲一郎)・フロイト。リビドーの水流モデル。ないしは水力学モデル、貯留モデル。人間にとっての不快体験はリビドーが発散されることなく蓄積されていく過程であり、快感体験はそれが解放、発散される過程である。神経症の原因は...

2861-2900
2861「グノーシスとは何か」(マドレーヌ・スコペロ著、入江良平他訳)・ユング派との関連あり。・寓意の技術に長けていた。・グノーシス主義者は自らについて語ることを好まない。彼らが著作の中でなそうとするのは、数多くの天上的な存在が集う上の世界...

3398-3400
3398「アダルト・チルドレンと家族」斎藤学、学陽書房。・「彼は父とそっくりだ。危ないと思った」「でもその後、一緒にいないとたまらなく寂しい」。社会生活では不器用な、プライドの高い、危険でマッチョな男を、哺育し、自分だけを愛する成熟した男に...

3478-3500
3477わたしの手元に迷い込んだ小さな虫を見て、誰かの生まれ変わりかと思ったりする。潰そうと思った手をとめる。 3478忘れられてしまうということ。この世界の記憶から。例えば神はこの世界の詳細な記録を持っているのだろうか?神はそれほどこの世...

3576-3600
3576「なぜわたしだけが苦しむのか」 H.S.クシュナー・神が全能でもなく公正でもなければ、道徳的に従順でいれば神の報奨がもらえるという打算を抜きにして、純粋な愛故に神に従い、道徳的になれる。かりに、神がお返しに愛してくれなくても、人は神...