肝心なのは詩をつくること

肝心なのは詩をつくること

作品は、作者自身にとって
ある経験ないし体験を
得るための手段にすぎなかった。

作品とは、あとから見れば探検報告か、
治ってしまった熱病の体温表のカーヴ、
あるいはある病状の心電図でしかない。

「肝心なのは詩をつくること。でき上がった詩は無に等しい」

Last updated Apr 17, 2006 10:24:37 AM