〜さくらさんの知恵袋〜7 「さくらさんのしそ揚げ」

〜さくらさんの知恵袋〜7 「さくらさんのしそ揚げ」

しそは、とても重宝する食べもの。そのまま揚げてもおいしいし、刻めばふわあっと立ちのぼる香り。
さくらさんは、しその実も大切にします。
生姜を合わせて佃煮にすれば食卓に小鉢が一つ増えますし、おにぎりの具にもなりますね。
「捨てるのがもったいなくて…」とさくらさんは語ります。

さくらさんは、むかし「機織り」を仲間といっしょにしていたそうです。
そのお仲間は、ほとんどお年寄りでした。
さくらさんは機織りの技術と一緒に「むかしの生活の知恵」をも教わった、
とても大切なことを教わったんですとほほえみました。

機織りを続けていると下半身を使わなくなるので、お散歩をしなさいといわれて、実行しているそうです。

凝り性なんですね、さくらさんは自分でおかいこさんから糸をとって、
その糸を自分で草木染めで染めて、ブラウスを作りました。
一つは自分用、一つはお姉さん用、作りかけがもう一つあるのですが、
それは作りかけのままとのことです。

「さくらさんのしそ揚げ」
1.お魚を、三枚おろしにします。
2.おろした身に、酒、塩をふっておきます。(臭みがとれ、身がひきしまります)
3.溶いた小麦粉と、刻んだしその葉を魚の身にまぶして、揚げます。
(しその葉のかわりににんじんの葉でもいい香り)
溶いた小麦粉をうすく魚の身につけて揚げると、
身が柔らかくほくほくと仕上がります。