舟の歌 二首

どうしても浮かばなかった笹舟が約束乗せて指切りにくる (紺乃卓海・原罪の殻Ca 2005)

返して贈る

水の上に浮かべる舟の君ならば ここぞ泊りと言はましものを (伊勢・古今集

現代語訳「水に浮かぶ舟があなたなら、ここが舟泊りです、と言いたいのに」

演歌風訳 「あなたは舟 わたしは港」