未分類 肝心なのは詩をつくること 肝心なのは詩をつくること 作品は、作者自身にとってある経験ないし体験を得るための手段にすぎなかった。作品とは、あとから見れば探検報告か、治ってしまった熱病の体温表のカーヴ、あるいはある病状の心電図でしかない。「肝心なのは詩をつくること。でき... 2008.06.18 未分類
未分類 君をもっと愛したい 君をもっと愛したい 日常に飽きたのではない君をもっと愛したいのだことばは一瞬訪れて私を幸せにしすぐに消えてしまう一体なぜことばはこんなにも消えやすいのかただ私ののどもとでよいしらべをかなで響いたかと思うとたちまちもうつかまえられないものにな... 2008.06.17 未分類
未分類 バルトークの臆病 バルトークの臆病 私の臆病を笑ってくれ君との可能性の現実化を求めず失われつつある可能性を愛している私あらかじめ定められた敗北 しかしそのゆるやかな敗北を味わいつつある私私の思いの中に君をずっと生かしておこうという自分で選ぶ敗北の試み生の喜び... 2008.06.16 未分類
未分類 自分自身と決着を付ける 自分自身と決着を付ける 「なぜあなたはまともで収入の多い職業についているのに書くのですか」「物を書くことが、私にとっては自分自身と決着を付ける唯一の可能性だからです」Last updated Apr 26, 2006 09:11:24 AM 2008.06.15 未分類
未分類 世界を体験したい 世界を体験したい わたしは物事を知りたいのではない。この世界を体験したいのだ。Last updated Apr 18, 2006 10:16:03 AM 2008.06.14 未分類
未分類 愛は遠い 愛は遠い 空の青が増してくる夜の底に沈んでゆく建物は輪郭だけになった私は愛を考える結果は愛は遠いとでたLast updated Apr 18, 2006 10:17:42 AM 2008.06.13 未分類
未分類 個の悲劇と集団の統計学 個の悲劇と集団の統計学 悲劇的なるものから目をそらすために、人生ではなく社会を問題にするのだった。個人の人生を厳密に評定すれば、明らかに圧倒的に悲劇である。神は言い逃れすることも難しいだろう。集団としての人類を評価するなら、悲劇的要素も薄ま... 2008.06.12 未分類
未分類 孤独の中でだけ熟成するもの 孤独の中でだけ熟成するもの 人間の偉大さは、その人の孤独の中にこそある。わたしはたとえ犠牲が大きくても、孤独と共に生き、わたしにとっての最大の成果を目指そうと思う。わたしは暇つぶしが一番嫌いだ。人生を最大限に生きるために、最も重要な課題に人... 2008.06.11 未分類
未分類 意味の真空 意味の真空 私たちの生活の真空状態。そのとおり。何という真空であろう。意味の真空にわたしは直面する。家族を守るのもよい、人類愛もよいし、隣人愛もよい、信仰もよい、しかしどんなことにも意味など全くないのである。よく考えれば分かるはずだ。無意味... 2008.06.10 未分類
未分類 竹久夢二より 竹久夢二より 春の夜の心に少しかかるもの一筋残る黒髪か忘らるる身のいとしさか夜は夜とて昼は昼ゆえ黒髪のいたずらに乱れそめしか読み捨てし文がらなるか春の夜の心に少し重きものLast updated Apr 26, 2006 09:06:09 ... 2008.06.09 未分類